調査研究業務
概要
保安通信協会では、公共の安全の向上に貢献できる調査研究テーマを取上げ、最新の電子通信、情報技術等を活用したソリューションを提供するために、「調査研究部会」を設置し、官民協力のもとに調査・研究・開発に取り組んでいます。
調査研究部会
保安通信協会では、調査研究を進めるにあたり、「調査研究部会」を設置し、さらにその下に調査研究テーマごとに「分科会」を設けて、各種のITサービスや技術、製品等に関する情報、さらには国民生活の安心、安全の向上に役立つソリューションに関するアイデアを、展示会等を通じて提供し、関係機関の業務の効率化や高度化の推進を図るものです。
調査研究テーマ
保安通信協会では、現在下記の二つのテーマに重点を置いて調査研究を進めています。
- ①デジタル・フォレンジックに関する調査研究
- デジタル・フォレンジックの分野における専門家の育成や、ドライブレコーダーやクラウド上のデータの解析手法等に関する調査研究を行っています。
- ②事件、事故、災害時等における画像等新技術の活用に関する調査研究
- 事件、事故、災害時等において、スマートフォン等で撮影した現場映像やSNS等の投稿データ、センサー等IoT機器からの情報等を法執行機関等に迅速に伝達し、これらの機関等において効果的かつ効率的に活用するための高度化方策、例えばAI技術等を応用した緊急通報受理、映像活用システムの開発や、ビッグデータ収集・検索手法、画像評価手法等最新技術に関する調査研究を行っています。
調査研究成果
報告書
年度末に調査研究の結果をとりまとめ、報告書を作成し、全国の法執行機関等の関係所属へ配布しています。
-
事件、事故、災害時等における
画像等新技術の活用に関する調査研究 -
AIビッグデータ解析ソリューションに
関する調査研究 -
デジタル・フォレンジックに関する
調査研究
技術参考資料
セミナー・展示会における展示品の内容等をとりまとめ、技術参考資料として、全国の法執行機関等の関係所属へ配布しています。
-
令和6年版 保安電子通信技術(冊子)
書籍刊行
-
デジタル鑑識の基礎(上)
第2版 -
デジタル鑑識の基礎(中)
-
デジタル鑑識の基礎(下)
編著 一般財団法人保安通信協会
印刷 東京法令出版株式会社